鬘司庵 文楽人形 鬘《かつら》展示室
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文楽人形のかつらは、人毛とヤクという動物の尻尾の毛で作られております。日本では一般では手に入れることのできない貴重なものです。払子(ほっす)とは法具の一種で、ヤクが厄苦を払うという日本語に結び付けて縁起ものとして重宝されております。結髪の技術を活かして鬘司庵では、オリジナルの払子のお守りのキーホルダーや携帯ストラップを製作しております。

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 払子は法具の一種で、高僧が煩悩障碍を払う標識として使用。 その素材はチベット地方に棲む牛科のヤク(YAK)の体毛(特に尻尾の毛)で、ヤクが厄苦を払うと日本語に結びつけ珍重され、法具になったと聞きます。

 当社は演劇用の老人の鬘は同じ素材を使う処から、予てよりミニ払子を考えて僧侶のみならず広く万人が携帯することにより潜在意識(阿頼耶識(あらやしき)の中に気をを埋め込み、常にすべてが良くなる良くする、と思う心が厄苦を払い、魔を払う心の時代に相応しい格好の逸品として一つ一つ招福を祈願し、誠心誠意作成しました。

合掌

(有)司人形かつら工藝  名越顕時   名越先生直筆
先生: 払子の柄にあたる部分のパイプを切る所から。
私: これで固定して切るんですね。
先生: 切ってからやすりで仕上げます。
私: 結構早く切れるんですね。
先生: 切り上がれば次はこの毛を・・・。
私: え!その毛は?
先生: これは「ヤク」のしっぽの毛、チベットに住んでる牛です。
私: これを輸入してるんですか・・・この長さで!
先生: そう、そう、そう、もっと長いのもあるんですよ、これは案外短いほうです。
私: へーそうなんですか。
先生: まずはこうやってハサミで切ります。仕立てて上げるんですよ。
私: 1つの束の量はどのぐらいで決めているんですか?
先生: んーそれは私の目分量で決めています。
私: これは扱いなれてないと微妙な感じが出せないでしょうね。
先生: そうそうこんな感じを出すのはなれていないとね。
私: 筆を作ってるようですね。
先生: ここでこんな風にまとまったら、根本の所にボンドをしっかり塗りつけます。
私: 結構しっかり塗りつけるんですね、縫ってあるかと思いました。
先生: 縫うよりもボンドでつける方がしっかり着くんです。
私: 本当ですね。しっかり着いてますね。
先生: 1つ1つ微妙に違うのが出来るから。
私: 手作りですものね
先生: 1つ1つが世界でたった1つの物になるんです。
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